〜五感で走る春のクラブラン~
YMCC 2018年3月クラブラン
開催日時:2018年3月17日(土) 11時半 出走
スタート:軽井沢駅前
ゴール:上州富岡駅
走行距離:44.6km
獲得標高:323m ※データはSTRAVA準拠
参加者4名:W邊、O湖、M野、I浦 報告者: M野
コース概要:https://www.relive.cc/view/1456914589
昨夜の雨と打って変わった快晴の軽井沢は、春の日差しに思ったより肌寒さも無く、快適なランになりそうです。
サクサク自転車を組んで中山道(国道18号)を碓氷峠へ。
噂通りの軽い登りを アッと言う間に超えると、ゴーカイにダウンヒルです。
対向車が殆ど無く気持ちよく滑走していますと、見えてきました!アプトの道!
あまりに快調な下りにうっかり通り過ぎそうな旧熊野平駅入口の駐車場で停止して、階段をシクロクロスのように担いで登ります。
こんな感じ。
O湖さんはもちろんですが、W辺さんの担ぎ方の軽快な事!さすがです!
登り切ると旧信越本線の跡地をハイキングコースとして整備したアプト式鉄道の遺構がありました。
少し裏寂しい雰囲気ですが、立派に保存されています。
この線路には26のトンネルがあるそうですが、建設会社が其々異なるため、ちょびっとづつ、トンネルの様式が異なります。
でも、全てとても美しく、仄暗いトンネル内もとても雰囲気があって素晴らしいです。
自転車を押しながら1.3Kmをハイカー達に混じって歩き、トンネル群のメインの四重の眼鏡橋!
これが青空に映えて本当に美しいのです。
ここから、アプトの道を降りて、自転車を漕ぎます。
ここまで、下り&徒歩で、あまりペダルを回していません…。 私のケイデンスメーターは故障しているのかと思う位、殆ど働いておらず。
横川に行く途中は碓氷湖を横目に、中山道の宿場町も通りまして、古い民家や、お米屋さんなんかが建ち並びます。
とてもいい雰囲気(^ ^)
横川駅前のおぎのや本店で「峠の釜飯」の昼食。さすがに駅弁で、注文するとあっという間に出てきますが、ちゃんと温かいのが本店の駅売りと違うところ。
食後に「碓氷峠鉄道文化村」で、旧国鉄の色々な実物のパンタグラフや連結部位など、見応えのある展示物を堪能しましたが、一番盛り上がったのは100円で体験する手漕ぎのトロッコ。
いい大人が真剣に漕いで、かなり楽しかったです。
これ、二機ありまして、皆さんとビール代賭けて競争したらさぞかし盛り上がった事でしょう…
その後、鉄道資料館に入り、大幅に磨耗したアブト式の歯車式レールを見て凄い力がかかっていたと驚き、大きなHOゲージのジオラマのデモで通勤電車から新幹線、豪華旅行列車まで各種の車両の走るのを見て、ついつい時間を過ごしてしまいました。
ここから、世界遺産の富岡製糸場、「富岡製糸所と絹産業遺産群」に向かいます。
雪解け水を待つ、水量の少ない高田川沿いを、サイクリングロード(かなりラフな作り…)で下ります。
不親切(?)な道路案内板に少し道に迷いつつ、閉園30分前に到着!
とにかく、製糸工場だけは見なきゃ!と急ぎます。
体育館のような広さの工事内に整然と製糸機械が並びます。
ここで繭玉から生糸を作ってたんだなぁ…と、想いを馳せながら見学。
工場の敷地内には大きな女子寮が何棟もあり、診療所まで揃ったコロニーになっています。15畳の畳の部屋で一体何人が生活していたのだろう、などと考えながら、時間も限られているので駆け足で見学して、製糸場を後にしました。
ここから、上信電鉄の上信富岡駅に向かいます。
富岡製糸場の世界遺産登録の効果か、小さな単線の駅は、とても綺麗にリニューアルされていました。
この、綺麗な駅構内で輪行をしました。
集合場所の軽井沢もそうでしたが、駅や観光地がより快適な方向へと、積極的に手が入れられています。
次に来る時には、また違う顔を見せてくれるんでしょうね。
楽しみです。
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