開催日時:2017年12月17日(日)
START:JR横浜線相原駅
GOAL:片瀬江ノ島駅前
走行距離:50.2km
獲得標高:414m ※データはSTRAVA準拠
参加者:3名(N地、O湖、I浦)
報告者:N地
今回のクラブランのテーマは「原点回帰」。
あまりにも数多く走っているせいか、すっかり「日常」と化した境川サイクリングロードの原点を訪ねる旅である。
以前、YMCCでは鶴見川の源流を探し、多摩市の泉を訪ねた。
今回はその第2段ともいうべきもので、比較的メジャーな鶴見川源流よりも探究心にそそられる目的地といえる。
YMCCのHPはクラブ員以外の方もご覧になっていることが多いのでご説明すると、境川は東京都と神奈川県の境から端を発し、神奈川西部を南北に貫き、町田市、横浜市瀬谷区、大和市、藤沢市を流れ、江ノ島付近に流れ出る川で、特に町田市を流れる中流域から下流にかけてはかなり整備されたサイクリングローソが存在し、神奈川東部、東京西部のサイクリストにとっては馴染み深い川である。
趣としては河口から遡るのもありだが、12月の寒空の中、あまり無理したくはないよねえ、そうですよねえ、ということで源流から河口まで下ることに決定。
待ち合わせは源流からほど近い横浜線の相原駅に集合。
そこからおよそ5km離れた町田市大地沢青少年センターへ向かう。
ここからは徒歩になるのだが、およそ15〜20分ほども森の中を歩くと、ようやく源流の泉が目の前に現れる。
ここの道は整備されているとは言え、けっこうハード目。サイクリング的な装備というよりもトレッキング的な想定をしておいたほうが良さそうだ。
それにしても結構多くのハイキング/トレッキンググループと遭遇した。
我々が知らないだけでけっこうメジャーなトレッキングポイントなのだろうか。
サイクリングではなくほぼほぼトレッキングで汗をかいた参加メンバー。
これではYMCCの名がすたるということで、N地オススメのポイントを移動。
そこは坂好きN地のイチオシ激坂で、雨降林道というのだが、なんと瞬間的に22%の激坂があるのだ。
N地は実は斜度看板のコレクター。ここの22%看板はかなりのハイランクなのである。
斜度がきつくても看板がなければ意味がない、その逆もしかりということで、霞ヶ浦付近で25%看板を見るまでは、ここが実視のNo.1だったのだ。
とかなんとか遊んでいるうちにもう11時オーバー。
早めの食事を取ろうということで少し戻ったところにある十割そばの「蕎麦処 川崎」さんへ。
民家の一角を改造したお店で、ノボリを注意深く探さないと見逃してしまいそうなお店だが、味は抜群!
挽く前の蕎麦の実から見せてくれるこだわり用で、店主オススメの天もりそばを頼むと「30分くらいかかるよ」とのこと。
ゆっくり待てるのもこういう旅のいいところ。
と思っていると程なくして天ぷらを揚げ始める音が。
そしてなんと1つ1つあげるごとにテーブルのお皿にもってくれるのだった。
思いもしなかった素晴らしいもてなしぶりに大満足のYMCCの一行。
また必ず来ましょう!と言い合わせてライドを再開。
境川は上半分では町田街道沿いを流れている。
というより町田街道は国道246付近までは境川沿いに作られたと言ったほうが正しいだろう。
上流は川幅が狭いため整備が追いついておらず、相原駅を通り越して京王相模原線を過ぎたあたりで川べりへ。
あとは非常に整備されたサイクリングロード。
小田急町田駅近辺は非常に人通りも多いが、田園都市線南町田駅を過ぎたあたりからは歩行者もまばらになり快調に進む。
しかしさすがは冬で、日が落ちるのが早い。
無理はすまいと話しつつも、できれば乾燥したいのがサイクリストの人情。
自然とケイデンスは上がり、ギリギリ日が沈む前に江ノ島へ。
「走り切れましたね〜」と満面の笑みの3人。
もちろんその後は、片瀬江ノ島駅前でたっぷりと感想の美酒をいただきました。
O湖さん、I浦さん、お疲れ様でした!
Relive ‘クラブラン12月 境川源流から河口まで’
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